書評(レビュー)と感想の違いを改めて理解できた、「書評記事の書き方」という本

最近、漫画の感想なんかをブログに書いているのですが、
ふと感想と書評(レビュー)の違いってなんだろうと疑問に思いました。

まあ似たようなものだろうと、深くは考えていませんでした。
しかし、本格的に感想記事を書くようになり、未だに知らないのはさすがにマズい…

そう思い、以前「本好きのためのAmazon kindle読書術」で紹介してあった、「書評記事の書き方」という書籍を読んでみたところ、とても参考になったのでアウトプットついでに内容を紹介していきます。

 

書評(レビュー)と感想の違いは?

そもそも書評の定義と感想の定義は、

  • 書評:内容紹介+論評
  • 感想:内容紹介+感想

となるようで、本の紹介が目的という部分では同じになりますね。

したがって、感想と論評の違いで、それが感想なのか書評かに分けられます。

ただ肝心の感想と論評の違いはどこになるのでしょうか?

それについてはこう解説されていました。

シンプルに言えば、感想と論評の違いは「客観的な要素の多寡」です。客観的な要素が少ないと感想、多いと論評になります。

書評記事の書き方Lesson2より引用

主観的要素が多ければ感想、客観的要素が多いと論評になるようです。

僕が普段書いているのは思ったこと、気になったこと中心なので、主観的要素が多い感想に分類されるでしょう。

ただ客観的な要素といわれてもピンとこないのが正直なところで、具体的にはどうすれば客観性のある文章と見做されるのでしょうか。

それに関しては以下のように書かれています。

≪論評≫は、視点を「本の外」に設定します。本を外から眺めて、評価するのです。「この本は類書Aに比べて、○○の記述が詳しい」「最近発売された本の中では、とびぬけて丁寧な表現を使っている」「これまでの著者の作品の中で、一番残酷なストーリーであった」これらの文章も書き手の「感じたこと」を表現してはいますが、先ほどの文章とは趣が異なるでしょう。本の外に視点を設定すれば、他の本との比較が可能になります。

書評記事の書き方Lesson2

つまり比較が文章に客観性を持たせるうえで重要な要素になるということです。

ただし、他作品と比較するには普段から多くのメディアに触れ、幅広い知識を身に着けておく必要がありそうですね。

 

本の紹介は書評形式がベスト?

書評(レビュー)と感想の違いは理解できました。

今までの内容から、感想より書評のほうが難易度が高く、格も高いような気がします。

ではブログで本を紹介するなら、書評形式がベストになるのでしょうか?

それについてはこう書いてありました。

ブログで本を紹介する際は必ず「書評」形式にしなければならない、ということはまったくないからです。 書評は「内容紹介+論評」の形式ですが、別にこのスタイルにこだわる必要はありません。感想文でも評論でも良いのです。

書評記事の書き方Lesson1より引用

少し意外な解答でしたが、必ずしも書評である必要はないそうです。

極論、読者の参考になれば、書評か感想かなんて関係ないし、せっかくのブログなんだから自分の好きなように書いちゃいなよって感じでした。

確かにそれぞれのブログで特色があるだろうし、いままで緩い感想を書いていて、急に「である」なんて論評形式で語りだしたら違和感Maxです。

ただ、「読者の参考になる」という一番大事な目的は意識しなければいけませんね。

 

終わりに

固めのタイトルからガチガチの参考書籍を想像していましたが、割と緩い感じで解説されていて、スラスラ読むことができました。

他にも「冒頭の書き出しを簡単にする方法」や「書評の書き方のコツ」を著者の過去記事を参考にしながら勉強できます。

書評記事を書きたいけど、なにから書いていいか分からないという方は一度読んでみて損はないでしょう。