メイドインアビス3巻のネタバレ感想、タマウガチの毒と成れ果てナナチ

メイドインアビス3巻を読んだので感想と内容を少し紹介していきます。

※ネタバレにご注意ください。

あらすじ

オーゼンに監視基地のさらに奥、アビスの端に案内されるリコとレグ。課題として10日間の「生存訓練」を言い渡されます。

疲れ果てながらも訓練を終えた二人は、オーゼンからアビス深部に関する様々な話を聞き、他の白笛に鉢合わせしないよう忠告を受けます。

そして、ライザの形見「 無人槌 」を手渡されたリコは、マルルクたちとの別れを惜しみつつ監視基地を後にします。

三層の「大断層」に到着し、道中、ベニクチワナに襲われながらも、一気に深界四層「巨人の盃」にたどり着きます。

限りなく死に近い四層の上昇負荷に注意しつつ進みますが、背後に現れたのは、四層最強の原生生物「タマウガチ」でした。

メイドインアビス3巻より引用

 

タマウガチの毒に侵されるリコ

四層で無敵といわれる原生生物「タマウガチ」に遭遇してしまった二人は何とか逃げ切ろうとしますが、リコの手がタマウガチの針に貫かれてしまいます。

メイドインアビス3巻より引用

何とか逃げ切るも、リコは四層の上昇負荷とタマウガチの毒で手が倍以上に膨れ上がり、今にも死にそうな状態。そしてリコが決断したのは腕の切断でした。

タマウガチから逃げる際の上昇負荷を覚悟の決断といい、リコは肝が据わっています。

しかし、膨れ上がった手の骨を折っての切断シーンは痛々しすぎでした。後に間接から外せば骨を折る必要はなかったことが判明しますが、冒険を続けるためにリコはあえて望まなかったようです。

 

成れ果てナナチ

「タマウガチ」の毒で死にかけたリコを助けてくれたナナチは、探窟家が言うところの「成れ果て」で、六層の上昇負荷から帰還した元人間でした。

メイドインアビス3巻より引用

見た目はレグたちと同じ子供ですが、過去に壮絶な経験をしているせいか、やけに達観していて大人びた性格でした。同じく「成れ果て」のミーティと四層の端に住んでいます。

上昇負荷で受けた呪いから「力場」が見えるようで、アビスの呪いの秘密についてレグにレクチャーするシーンもありました。

六層の呪いで人間性を失い、死ねなくなった友人のミーティを殺す方法を延々と探していたようで、過去の回想から一連の経緯が分かりますが、闇が深すぎて見ていて辛かったです。

ちなみに成れ果てになった原因として白笛「ボンボルド」が関係しているようでした。

 

感想まとめ

毒に侵されて死にかけたリコにしろ、ナナチの過去にしろ、何とも痛々しい回でした。

印象に残ったポイントとして、三層を降りる途中に、他の生き物を囮にして断層を突き進んでいくところで、弱肉強食の世界に放り込まれた感が、アビス内部の世界観を感じれてよかったです。

ナナチとミーティの関係は切なすぎでした。レグに殺してくれと頼んでおきながら、最後に「待って」と必死で止めに入ったナナチの心境は想像するに堪えません。

総じて暗い気持ちになる話しでしたが、そういう部分もキャラクターの魅力に繋がっているような気もします。

メイドインアビス3巻より引用

ドヤ顔のナナチに癒される。