「銀狼ブラッドボーン」を読んだ感想・あらすじを紹介!老兵の哀愁が漂う作品【マンガワン】

小学館の「裏サンデー」で2015年から連載されている『銀狼ブラッドボーン』を読んだ感想・あらすじについて書いていこうと思います。現在は漫画アプリ「マンガワン」で公開されていて無料で閲覧できます。

 

あらすじ・ネタバレ

骨抜き事件について

裏サンデー公式より引用

物語は一人の少女が惨殺されるシーンから始まります。殺害現場には血と肉しか残っておらず、人体にある骨が全て抜き取られて消失してます。すでに6人の犠牲者が出ている連続殺人で、「骨抜き(アンポンド)事件」と言われて世間を騒がせているようです。道具を使った形跡もないため、人間ではなく化け物の仕業なのではと噂されています。

 

快楽殺人者の犯行?

裏サンデー公式より引用

化け物の仕業と噂されていた「骨抜き事件」ですが推測の域を出ず、快楽殺人者(シリアルキラー)による犯行の確率が高いと踏まれていました。容疑者の目星すら付かないなか、死体の検視結果がでます。

 

裏サンデー公式より引用

被害者の血肉から唾液が検出され、現場に残された死体は「食べ残し」の可能性が浮上します。連続殺人の犯人が人間なら被害者の遺体に唾液が残るはずがありません。これによって「骨抜き事件」の犯人は化け物(フリークス)と警察は断定します。

 

化け物退治のスペシャリスト

裏サンデー公式より引用

警察は法を犯した人間を取り締まる機関であって、化け物は管轄外です。自分たちでは手に余る、そう判断した警察は吸血鬼ハンターの「銀狼」こと、化け物退治のスペシャリスト『ハンス・ヴァーピット』に討伐を依頼します。「使う」という表現が気になりますが警察には何か企みがあるようです。

 

裏サンデー公式より引用

捜査協力を要請されたヴァーピットですが、とうの昔に吸血鬼ハンターを引退済み、しかもかなりの高齢です。今は自宅で静かに余生を送っているようで、半吸血鬼の女の子「ココウィル」と暮らしています。

そんな彼ですが、警察からの化け物討伐の依頼に疑問を持ちます。なぜなら自分は吸血鬼専門であって化け物ハンターではないからです。「警察はワシを戦力としては期待しとらんよ」と言い放ちます。

 

警察の目論見

裏サンデー公式より引用

ヴァーピットの疑念通り警察には別の目論見があったようです。それは、吸血鬼退治で街の英雄であるヴァーピットを『生贄』にすることで市民の危機感を煽り、事件解決のために国を動かそうというものです。

一見ゲスな目論見ですが、警察はたとえ外道・鬼畜と罵られることになっても「サンサロド市民、二十八万五千の命を守るために手を尽くす」と一応の信念は持っています。

 

ヴァーピットの出した答え

裏サンデー公式より引用

街の英雄を「生贄」にして国を動かそうという警察の目論見でしたが、ヴァ―ピットは全て看破していました。「勝てば御の字、負ければそれをネタに国に働きかけれる」と発言するあたり勝てる保証はないようです。それを分かったうえでココウィルに依頼を受けるのかと質問されます。

 

裏サンデー公式より引用

ヴァ―ピットが出した答えはYESでした。「世の中のことは新しい世代が担うべきで老兵は去るべき」そう考えていたヴァーピットですが、自分が愛した者たちと生きたこの街の平和を脅かす化け物がいる。その事実を断じて許すことは出来ないと依頼を承諾します。

 

裏サンデー公式より引用

「物忘れが激しかろうが、耳が遠くなろうが、目が衰えようが心の在り方だけは変わらない」とこの表情。70歳の老人にはとても見えない貫禄です。

 

感想まとめ

警察の目論見を知りながらも長い時を過ごし愛した街を守るため重い腰を上げた「銀狼」ことヴァーピットに老兵の哀愁を感じつつ、どうやって化け物の正体が明かされていくのか今後の展開が気になる作品でした。

またサスペンスアクションということで化け物との戦いも描かれると思います。絵が綺麗なので戦闘描写にも注目したいです。